「文の庫からアートを愛でる」
古美術の新しい見方を体験するコレクション展が今春、奈良県立美術館で開催されます。多様な古美術とその鑑賞スタイルに想いを馳せ、日々に彩りをもたらす存在として美術をとらえようという展覧会で、当館では美術館で展示される屏風、掛軸、扇面、浮世絵についての本、それらに描かれた文化・風俗を解説した本、人が生きる上で美術をはじめとした芸術が果たす役割について問いかける本を通じて、美術館での展示をさらに深めるきっかけを提供します。
また、関連展示のうち「文学×絵画―文学作品の絵画化と画譜・絵手本―」では、館蔵の版本(木に彫って印刷した本)によって、文学と絵画の関係性や絵画の発展や普及のために本が果たした役割を紹介します。美術とは、文化とは、文化とともに生きるとは——図書館から「アート」を愛でてみませんか。
展示期間:2025年3月29日(土)~5月29日(木)
展示場所:3階ブリッジ
関連イベント
奈良県立美術館コラボイベント「鑑賞再考―文化をめぐるエトセトラ―」
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奈良県立美術館でのコレクション展「新・古美術鑑賞 New Ways of Seeing Japanese Art―いにしえを想いて愛せる未来かな」についてはこちら
図録 「文学×絵画―文学作品の絵画化と画譜・絵手本―」
日時
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会場
3階 ブリッジ
主催
奈良県立図書情報館
協力
奈良県立美術館