2024 年、現在のチェコ出身の小説家であるカフカ(1883-1924)は没後100 年を、ロシア出身の小説家・劇作家であるチェーホフ(1860-1904) は没後120 年を、日本の小説家・劇作家である安部公房(1924-1993) は生誕100 年をそれぞれ迎えました。
いずれも、世界的に高く評価され、数々の言語に翻訳、受容されている作家です。
ところで、カフカとチェーホフには「短篇」、チェーホフと安部公房には「戯曲」、安部公房とカフカには「不条理」という共通点があります。
今回の展示では、それぞれの著作・評論等のほかチェコ、ロシア、戦後の日本を知る本、彼らの共通点に焦点を当てた本も展示します。
彼らのあいだの影響・被影響とともに、後世の文学に与えた影響にも思いを馳せていただければと思います。
展示期間:令和7年2月1日(土)~3月27日(木)
展示場所:3階展示コーナー
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日時
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会場
3階 ブリッジ
主催
奈良県立図書情報館
展示内容
- カフカ
- チェコ
- チェーホフ
- ロシア
- 安部公房
- 戦後日本
- 短篇
- 戯曲
- 不条理
展示図書リスト