武田百合子(1925-1993 年) の生誕100 年を記念し、「日記」をテーマにした図書展示を開催します。
武田百合子は第一次戦後派を代表する作家・武田泰淳の妻で、泰淳のすすめで断続的につけていた山荘日記を原型とした『富士日記』は田村俊子賞を受賞するなど高い評価を受けました。
1990 年代後半以降、インターネットの普及などで個人の日々の雑感などを記すブログやSNS のような場が誕生した一方で、商業出版、個人出版を問わず「日記本」は盛んに出版され、また、手帳や日記として使うことのできる新潮文庫『マイブック』が売り上げを伸ばすなど、日記は静かな盛り上がりを見せています。
日本の日記文学は古くは平安時代にまでさかのぼる長い歴史のあるものですが、武田百合子生誕100 年にちなみ、今回は昭和以降に発表された比較的現代に近い日記をご紹介します。
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日時
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会場
2階 図書展示
主催
奈良県立図書情報館
展示図書リスト
近日公開