ベートーヴェン交響曲第9番が1824年5月7日ウィーンのケルントナートーア劇場で初演されてから、2024年で200周年を迎えました。一方日本では1918年6月に徳島県鳴門市にある板東俘虜収容所で、ドイツ兵捕虜によって初めて演奏されました。
本展ではドイツ連邦共和国大使館制作のパネルにより、なぜ日本での交響曲第9番初演が俘虜収容所で行われたのか、その背景や演奏会のプログラムについて紹介します。くわえて、板東俘虜収容所やベートーヴェンや交響曲第9番に関する本、また、第4楽章で歌われる旋律は「歓喜の歌」として有名ですが、シラーの詩「歓喜に寄す」が歌詞として用いられていることから、シラーに関する本も展示します。
展示期間:令和7年1月5日(日)~令和7年1月30日(木)
展示場所:2F図書展示コーナー
日時
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会場
2階 図書展示
主催
ドイツ連邦共和国大使館
共催
奈良県立図書情報館・奈良日独協会
展示内容
・音楽のちから
・俘虜収容所
・交響曲第九番
・ベートーヴェン
・シラー
展示図書リスト