エドワード・サイードはパレスチナ系アメリカ人で、オリエンタリズムやポストコロニアル理論を確立し、後世の研究・思想に多大な影響を与えたとともに、パレスチナ問題についても積極的な発言をおこなったことで知られています。2003年にサイードが没し、20年を経た現在においても、パレスチナを含め世界の各地で戦禍が絶えません。今回の展示では、サイードの著作やその思想に関する資料をはじめ、オリエンタリズムやポストコロニアル理論が現在の社会においてどのように影響を与えているのかを考える資料、パレスチナ問題を知るための書籍等を展示します。サイードの思想やパレスチナ問題、現在の世界の情勢について考えるきっかけになれば幸いです。
展示期間:令和6年6月1日(土)~6月27日(木)
展示場所:2階展示コーナー

日時
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会場
2階 図書展示
主催
奈良県立図書情報館
展示内容
・サイードの著作、関連書籍
・オリエンタリズム、ポストコロニアル理論をはじめ、サイードの思想に関する資料
・パレスチナ問題に関する資料
展示図書リスト