当館で、2月1日(土)から2月16日(日)まで開催する、巡回展示「世界の子どもの本展」にちなみ、1974年から2018年までの「IBBYオナーリスト」作品のうち、当館が所蔵している本を展示します。
あわせて開催する講演会に関連して、主にロシアの絵本や昔話、児童文学に焦点をあて、子どもから大人まで幅広い年齢層に、手に取って読んでいただける本をご紹介します。
-
「IBBYオナーリスト」に掲載された作品のうち、当館で所蔵する資料
-
ロシアの絵本や児童文学作品
など150冊程度
【IBBYオナーリスト】
国際児童図書評議会(IBBY)が1956 年に創設した、世界の優れた子どもの本を集めたリストで、世界に向けて隔年で発信されています。現在は、文学作品・イラストレーション作品・翻訳作品の3 部門からなり、IBBY 支部が、世界の子どもたちに読んでほしいと願う、それぞれの国の特徴を持つ最も優れた作品を推薦しています。
2018年版は61カ国50言語191作品が推薦され、日本からは、文学作品に古内一絵さんの『フラダン』(小峰書店)、イラストレーション作品にスズキコージさんの『ドームがたり』(文:アーサー・ビナード/ 玉川大学出版)、翻訳作品に母袋夏生さんの『お静かに、父が昼寝しております:ユダヤの民話』(岩波書店)が選ばれました。