2014年は第一次世界大戦開戦から100周年になります。1914年6月28日におこったサラエボ事件をきっかけに、各国で次々と宣戦布告がなされ、ヨーロッパは世界を巻き込んだ泥沼の大戦に突入します。当初はすぐに終結すると思われていた戦争でしたが、結局は4年以上もの間、激戦が繰り広げられました。その間、戦場には機関銃や毒ガス、戦車、飛行機などの新兵器が投入され、1600万人以上もの戦没者を出しました(諸説あり)。この大戦は人類史上初の世界大戦として、後の戦争のあり方や、社会に大きな影響をあたえました。日本も1914年(大正3)8月23日にドイツに対し宣戦を布告し、租借地であった青島を攻略します。この時俘虜となったドイツ人兵士は日本国内の俘虜収容所に入れられますが、ある程度の自由が認められており、地元住民との交流があったということです。
今回の展示では、第一次世界大戦の歴史を振り返り、関係各国の同時代史や、日本の第一次世界大戦に対する関わり方、大戦中の社会や文化に関する図書など、約200冊を展示します。
日時
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会場
2階 情報資料スペース
展示内容
- 第一次世界大戦の通史
- 関係諸国・地域の同時代史
- 第一次世界大戦と日本
- 同時代の文化や社会に関する図書、大戦をあつかった文学作品
- 大戦後の社会や文化に関する図書
約200冊
展示図書リスト
様子

















