奈良県出身の映画作家・河瀨直美さんの新作についての企画展「河瀨ワールドⅣ-最新作『2つ目の窓』の魅力を探る」を開催します。
「2つ目の窓」は、奄美大島を舞台に、少年少女の初恋と成長を通じて、自然と人間との共存や命の繋がりを描いた作品です。
なお、本作品は、今年開催された第67回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式招待されました。
企画展では、予告映像のほか、台本、映画のスナップ写真、カンヌ国際映画祭でのスナップ写真、ポスターなどを展示し、作品の魅力に迫ります。
河瀨さんは、カンヌ国際映画祭出品の常連でもあり、1997年、「萌の朱雀」でカメラドール受賞して以来、2007年「殯の森」でグランプリを、さらに、2009年カンヌ国際映画祭に貢献した監督に贈られる「黄金の馬車賞」を受賞しています。
また、奈良から世界に映像芸術を発信することを目的に、2010年8月より「なら国際映画祭」を開催。エグゼクティブディレクターを務めています。2010年9月には『玄牝(げんぴん)』で、第58回スペイン・サンセバスチャン国際映画祭 国際批評家連盟賞を受賞。国内外でめざましい活動を展開しています。
河瀨直美監督使用の台本、映画スナップ写真、カンヌ国際映画祭でのスナップ写真、映画祭関連資料(掲載誌ほか)、カンヌ映画祭正式ポスター、河瀨監督への出品の正式招待状、予告映像ほか。






