明治政府は、従来の諸藩士を中心とした軍隊にかわり、国民を基礎とした近代的軍隊をつくりあげることを課題とした。
明治5(1872)年11月「徴兵の詔」と「徴兵告諭」を発し、明治6(1873)年1月には「徴兵令」を公布して兵役を法制化した。
これにより、男性は満20歳(昭和18年からは19歳)になると徴兵検査が行われ、検査に合格すると翌年の1月10日に入営した。
徴兵検査は国民皆兵の日本の若者にとって重要な成人式でもあった。
作成者
吉野郡十津川村長
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