壕からかいまみた日本兵と米兵たち 須藤ヨシエ氏の「サイパン島戦争体験記」を読む3

須藤ヨシエ氏による「サイパン島戦争体験記」の3回目。島北部の壕に避難した須藤氏たち。日本軍の炊事班が壕の横に移ってきて、彼らと協力し合います。しかし、ほどなく玉砕を期しての「総攻撃」に部隊は去り、残された傷病兵も艦砲射撃で全滅します。替わって現れたのは、上陸した米兵たちでした。須藤氏の目から見たサイパン戦の模様を描きます。

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