※上映時間は開館日の【15:00~20:00】です。
映像作家・保山耕一氏が綴る映像詩『奈良、時の雫(しずく)』からセレクトした作品を月替わりで常設上映する企画。
上映作品は「彼岸花の季節」(ループ再生)
☆本映像は「YouTube奈良県立図書情報館公式チャンネル」でもご覧いただけます。
道の辺の 壱師の花の いちしろく 人皆知りぬ 我が恋妻を」(巻11・2480 柿本人麻呂歌集)
(意:路のほとりの壱師の花のようにはっきりと 人はみな知ってしまった 私の恋しい妻を)
万葉集には「彼岸花」という直接の名称ではありませんが、「壱師(いちし)の花」という名で、彼岸花を指すとされる歌が一首だけ収められています。万葉人の情熱と瑞々しい感性が光る名歌です。
秋の大和路に咲く彼岸花の風景を豊かにとらえた映像です。
■保山耕一(ほざん・こういち)
1963年生まれ。奈良在住。US国際映像祭でドキュメンタリー部門の最優秀賞である「ベスト・オブ・フェスティバル」を受賞。フリーランスのテレビカメラマンとして『THE世界遺産』『情熱大陸』『美の京都遺産』『真珠の小箱』などの番組撮影に携わるほか、スポーツ、音楽、バラエティまで多方面に活躍。「奈良には365の季節がある」という強い思いを映像にすることをライフワークとしている。2019年1月、資料収集などで社会に貢献した人を表彰する第7回水木十五堂賞を受賞。