毎年3月1日から14日まで行われる東大寺の修二会は、1270有余年、一度も絶えることなく続けられ、奈良に春を告げる行事として知られています。修二会は、一般的に「お水取り」の名で知られていますが、正式名称は「修二会(十一面悔過(じゅういちめんけか)法要)」といいます。
修二会が行われるこの時期、当館が所蔵する「二月堂お水取り絵図」やお水取りの行法を画家・杉本健吉が描き、東大寺206世別当の上司海雲氏が解説を付した「修二会画帖」など修二会に関する資料をとおして、奈良時代から続く儀礼の魅力に触れる機会となりましたら幸いです。
会 期:2024年3月1日(金)~3月28日(木)
会 場:奈良県立図書情報館 3Fブリッジ
写真提供:東大寺寺務所
日時
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会場
3階 ブリッジ
協力
写真提供:東大寺寺務所