画家、絵本作家のたなか しん さんは 1979年大阪生まれ。たなかさんは、海の砂を用いた独特の画法で人気を集めてきました。画家として活動するかたわら、2002年頃から絵本を描き始め、文、絵、編集、製本もすべて自らが行う手作り絵本を30作品以上発表しています。2005年イタリア・ボローニャブックフェアをきっかけに台湾の出版社Grimm Pressから「巧克力熊」を出版。台湾では他に「月とカラス」、ハート型の絵本「いつもきみと」が日本語と中国語の二ヶ国語で出版されました。以後、国内外で展覧会、出版を重ね、『一富士茄子牛焦げルギー』で第53回日本児童文学者協会新人賞を受賞。代表作『ねむねむごろん』『うたえなくなったとりとうたをたべたねこ』などがあります。
本展では、最新作『どうぶつはいはい』(金の星社 2023年)をはじめ、既刊絵本の原画40点以上を展示します(予定)。
繊細な筆致で色鮮やかに描き出された、温かく優しい、たなかしん作品の世界を通じ、読書やものづくりに触れることが感性を豊かにすること、そして、自由に発想する楽しさが伝わるよう願っています。


☆関連イベント
・Talk「作家と編集者、本ができるまで」たなかしん×大塚啓志郎(ライツ社代表取締役社長・編集長)
・たなかしんサイン会(日時:10/21 SAT. 15:00〜17:00 場所:図書情報館2Fエントランス<展覧会場内>)
会期中、10/21までの土日祝日に展覧会場内で絵本をお買い上げいただいた方で、ご希望の方(先着100人)に「サイン会(10/21)参加券」を進呈します。(販売:ゆりゆりBooks @butsukusuyuriyuri)





