昨年12月に亡くなられた渡辺京二さんは、自身は日本近代史家として多数の本を執筆し、毎日出版文化賞をはじめ数々の賞を受賞しながら、作家の故石牟礼道子さんの執筆活動を長年支えたことで知られています。また、水俣病訴訟を巡っては、石牟礼さんらと「水俣病を告発する会」を立ち上げるなどして患者の方々と共闘されました。
今回は、渡辺京二さんの追悼の意味も込めて、同氏の著書及び石牟礼道子さんの著書、水俣病に関する資料等の関連書籍を展示します。日本の近代文学史に大きな足跡をのこした2人について、改めて知ってもらう機会になればと考えています。
日時
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会場
3階 ブリッジ
主催
奈良県立図書情報館
展示内容
渡辺京二・石牟礼道子の関連書籍約200冊