「古墳クッション」は、工房「宇宙椅子」(奈良市)を営むイス張り職人・フクトククニヲさんの手により2012年11月に誕生、今年で10年目を迎えます。クッションは、フクトクさんが型作りから生地の裁断、縫製までを一人で手がけ、これまで100種類、約7千基が「築造」されました。今回の展覧会では、実在する古墳を模したクッション約70基を展示するとともに、古墳や古代にちなむ館蔵本の図書展示を行います。
また、女王卑弥呼の墓との説がある「箸墓古墳」を650分の1サイズに再現した「箸墓古墳クッション」の監修者・橋本輝彦 桜井市教育委員会文化財課長 桜井市纒向学研究センター統括研究員による関連講演会も開催します。
古代の人のお墓でありながらも「古墳って、なんかかわいい!」と言わしめ、今や全国区の人気となった古墳グッズの先駆け的存在・フクトクさんの手仕事を一挙に紹介する初の試み。どうぞお見逃しなく。


日時
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会場
2階 メインエントランスホール
主催
奈良県立図書情報館