「大和三老農」の活躍 ―中村直三を中心に― : 令和6年度 一般財団法人 氷室神社文化興隆財団 公開講座 令和6年8月3日(土)

 奈良県の米の平均反収は、明治21年(1888)に全国第1位となりました。その土台を築き上げたのが大和の各地で農事改良に取り組んでいた老農たちで、「大和三老農」と称される中村直三・鴻田忠三郎・式田喜平はその代表格でした。本講演では、彼らの活躍ぶりについて、「明治三老農」の一人に数えられている山辺郡永原村(現 天理市)の中村直三のケースを中心に話します。

氷室神社講演会ちらし(表)

 

氷室神社講演会ちらし(裏)

 

【講師】谷山 正道氏

谷山 正道(たにやま まさみち) 

1952年 奈良県生駒郡生駒町(現生駒市)に生まれ、広島大学・同大学院で学ぶ。広島大学附属中・高等学校教諭、広島大学助教授、天理大学教授などをつとめ、2017年に退職。現在、奈良県立大学客員研究員、公益財団法人郡山城史跡・柳沢文庫保存会研究員などをつとめる。専攻は日本近世史・大和地域史。主な著書に『近世民衆運動の展開』(高科書店、1994年)、『民衆運動からみる幕末維新』(清文堂出版、2017年)などがある。博士(文学)。

日時
-
開場時間
13:00
会場
1階 交流ホール
定員
80人
料金
1,000円(お一人)
主催
一般財団法人 氷室神社文化興隆財団
共催
奈良県立図書情報館
タイプ
イベント
お問い合わせ先

一般財団法人 氷室神社文化興隆財団 事務局

〒630-8301 奈良市高畑町30-4

 TEL : 0742-22-5601

   E-Mail : zaidanstaff@bunkakouryu.or.jp