【満席】松永久秀と戦国の奈良 : 令和4年度 一般財団法人 氷室神社文化興隆財団 公開講座　令和4年7月30日（土）

【満席】定員に達したため申込受付は終了しました

戦国武将・松永久秀というと、東大寺大仏殿の焼失により悪名をはせましたが、奈良との関係はそれだけにとどまりません。現在の若草中学校がある場所に、織田信長の安土城にも影響を与えた多聞山城を築き、奈良の商人と茶会を催しました。また、漢国神社・林神社と縁のある饅頭屋林宗二とも交流しています。そうした戦争だけでない、久秀と奈良の様々な関わりを見ていきます。

【講師】天野　忠幸氏

天野　忠幸（あまの　ただゆき）　

1976年、神戸市生まれ。大阪市立大学大学院文学研究科後期課程修了。博士（文学）。2016年より天理大学文学部准教授。主な著書に『増補版戦国期三好政権の研究』（清文堂出版）、『三好長慶』（ミネルヴァ書房）、『三好一族と織田信長』（戎光祥出版）、『松永久秀と下剋上』（平凡社）、『室町幕府分裂と畿内近国の胎動』（吉川弘文館）、『三好一族』（中公新書）などがある。