平成28年度 奈良県図書館協会地域資料研究会 公開講座 「豊臣政権と「ならかし」ー多聞院日記を中心にー」平成28年10月9日(日)

奈良県図書館協会地域資料研究会では、平成28年度の公開講座を下記のとおり開催いたします。

「ならかし」とは、豊臣政権が奈良の町人たちに、利子を取りたてるために強制的に貸し付けた金銀のこと。町人からみれば税金のようなもので加えて利率も高く、後世に語り継がれるほど迷惑なものだったといいます。今回の講座では、興福寺塔頭の僧侶が書き継いだ多聞院日記を題材に、この「ならかし」にあらわれた豊臣政権の末期の姿に迫ります。 

講師略歴

河内 将芳 氏 

1963年生まれ。中学・高校教師などを経て現在、奈良大学教授。戦国時代京都を中心に中世都市の研究を行う。著書に『中世京都の都市と宗教』(思文閣出版)、『落日の豊臣政権 秀吉の憂鬱、不穏な京都』(吉川弘文館)など。

日時
-
開場時間
13:30
会場
1階 交流ホール
定員
80名
料金
無料
主催
奈良県図書館協会地域資料研究会
共催
奈良県立図書情報館
タイプ
その他
申込方法

当日参加可能。事前申込は、はがき、FAX、または図書情報館2階貸出返却カウンターで受付。

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お問い合わせ先

奈良県図書館協会地域資料研究会 事務局
 (奈良県立図書情報館内 公文書・地域研究係内)
〒630-8135 奈良市大安寺西1丁目1000番地
TEL: 0742-34-2111
FAX: 0742-34-2777