平成27年度 奈良県図書館協会地域資料研究会 公開講座 「玉井定時「庁中漫録」」 平成28年2月11日(木・祝)

 庁中漫録(ちょうちゅうまんろく)は、江戸時代前期の延宝7年(1679)に、奈良奉行所の与力となった玉井定時とその子孫が残した写本群です。定時が完成させた大和の地誌である「大和名勝志」や、法令等の奉行所関係記録、寺社の巡検・調査記録、さらには戦記や文学作品まで多岐にわたり、近世初中期の大和国の基本史料と評価されており、昨年度に始まった奈良県の奈良史料編纂事業でも、その中心に据えられています。今回の公開講座では、奈良史料編纂事業も携わる幡鎌氏に、庁中漫録の魅力や新発見について語っていただきます。 

講師略歴
幡鎌 一弘(はたかま かずひろ)氏
天理大学おやさと研究所研究員。1961年生まれ。神戸大学文学研究科修了。著書に『近世民衆宗教と旅』(編著)2010年や『寺社史料と近世社会』2014年ともに法蔵館など。

 

日時
-
開場時間
13:30
会場
1階 交流ホール
定員
80名
料金
無料
主催
奈良県図書館協会地域資料研究会
共催
奈良県立図書情報館
タイプ
その他
お問い合わせ先

奈良県図書館協会地域資料研究会 事務局
   (奈良県立図書情報館内 公文書・地域研究係内)
〒630-8135 奈良市大安寺西1丁目1000番地 (来館の場合は、2階カウンターへ)
TEL: 0742-34-2111
FAX: 0742-34-2777
E-mail: info@library.pref.nara.jp