終戦後、奈良県学務課が実施した国民学校の児童・生徒の意識調査。
調査対象4354人中、疎開者551人、引揚者54人とある。また、両親の有無では「母のみの者」489人(全体の約11%)とあることから、父親が戦死した生徒の多さがうかがわれる。
設問は「1.これからの日本は立派な国になると思うか」「2.一番尊敬している人の名前」の2問で、第1位「天皇陛下」、第2位「マッカーサー元帥」とあり、終戦後間もない当時の子どもの意識を知ることができる。
作成年代
              1946年
          
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