戦争体験文庫in代官山 展示資料リスト
戦争と手紙
出征
明治憲法下では兵役につくことが国民の義務とされていた。
満20歳に達した男性には徴兵検査が行われ、検査の結果、甲・乙・丙・丁・戊種に区分された後、甲種・乙種の者が抽籤で入営した。
現役兵になると、軍隊に入り2年間(海軍は3年間)勤務についた。
しかし、昭和14(1939)年から抽籤は廃止され、翌年には乙種が3つに分けられて、甲種と第一乙種は即入営を意味することになった。
- 召集令状
- 出征兵から家族への封書
- 出征の挨拶状
- お守り袋
- 入営壮行会写真
- 入営のぼり旗
- 日の丸
- 入営後母へ宛てた手紙
戦地からの手紙
- スマトラから子どもへ宛てた父の葉書
- 満州から子どもへ宛てた父の葉書
- フィリピンから家族へ宛てた葉書
- 鹿児島から母へ宛てた手紙
- 特攻隊員が祖母へ送った自分の写真と添状
- 検閲逃れのため切手の下に文章が書いてある葉書
- 大東亜地図
- 軍事郵便絵葉書各種
内地から戦地への手紙
- 小学生からの慰問葉書
- 隣組慰問状
- 少年団、慰問状送付先リスト
- 家族の写真
- 皇軍慰問絵葉書
- 国防婦人会、慰問袋収集の写真
- 慰問人形の作り方
- 慰問帖の作り方
- 雛人形にそへて
帰還
- 帰還の挨拶状
- 帰還兵への注意
- 皇室からの下賜品写真
- 行賞賜金国庫債券
- 死亡告知書
- 無言の凱旋掲示
- 無言の凱旋写真
- 遺骨・遺留品取扱に関する通知
- 遺髪・遺爪の封筒
- 戦死の状況を知らせる手紙
- 生死をたずねる手紙
