大和に春を呼ぶといわれる東大寺の修二会は、天平勝宝4(752)年に実忠によりはじめられたと伝えられ、「不退の行法」として1260年以上もの間一度も絶えることなく引き継がれてきた行事です。一般的には「お水取り」や「おたいまつ」などと呼ばれており、お水取りが終わらなければ大和に春は来ないとも言われるなど、奈良を代表する年中行事の一つになっています。本展示では、お水取りとこれに付随する行事や儀式、道具について当館所蔵資料から紹介します。また、寺の歴史や関係する人物について書かれた図書も紹介し、古代より受け継がれてきた東大寺の伝統を知っていただく展示になっています。
日時
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会場
2階 情報資料スペース
主催
奈良県立図書情報館
展示内容
- お水取り(修二会)に関する図書
- 東大寺に関する図書
- 東大寺にまつわる人物や伝承、文学など
- 雑誌資料
- 当館所蔵の貴重資料など、約150冊
展示図書リスト
様子