イベントの様子
図書館劇場 X 第2幕 『日本書紀』事始め 平成27年7月26日(日)
第2幕「日本書紀事始め②」は伊勢&葛城がテーマ。講演1「伊勢神宮の成立」千田稔(当館館長)、映像「第62回神宮式年遷宮」、朗読「宮本常一編著『伊勢神宮』より《外国人のみた伊勢神宮》」都築由美氏、講演2「古代葛城、王宮に聳える大聖標」辰巳和弘氏(元同志社大学教授)。
千田稔館長公開講座 図書館劇場X第2幕『日本書紀』事始め(2)
- 講師:辰巳和弘氏(元同志社大学文学部教授)、 千田 稔(当館館長)
- 朗読:都築由美氏(フリーアナウンサー)
講師プロフィール
辰巳和弘(たつみ かずひろ)
1946年、大阪生まれ。同志社大学大学院文学研究科修士課程修了。静岡県教育委員会指導主事や県立高校教諭などを経て、同志社大学教授(古代学)となる。2011年、同志社大学を退任(定年)。
考古資料を政治史や社会経済史の観点からしか捉えてこなかった従来の考古学界に、文化史的な視点の導入を強く提起している。
「『かたち』あるところ『こころ』あり」が持論。考古学だけでなく、文献史料や国文学・民俗学・神話学などの学際的観点から「古代のこころ」の分析を実践、日本文化の寄贈解明を目指す。
【著書】
- 『高殿の古代学-豪族の居館と王権祭儀』1990年 白水社
- 『埴輪と絵画の古代学』1992年 白水社
- 『地域王権の古代学』1994年 白水社
- 『古墳の思想 : 象徴のアルケオロジー』2002年 白水社
- 『聖なる水の祀りと古代王権 : 天白磐座遺跡』2006年 新泉社
- 『新古代学の視点 : 「かたち」から考える日本の「こころ」』2006年 小学館
- 『聖樹と古代大和の王宮』2009年 中央公論新社
- 『他界へ翔る船 : 「黄泉の国」の考古学』2011年 新泉社
- 『古代をみる眼 : 考古学が語る日本文化の深層』2015年 新泉社
- (共著)『神々のいる風景』(いくつもの日本Ⅶ)2003年 岩波書店
- (共著)『古事記を読む』2008年 吉川弘文館
日時
-
開場時間
12:00
会場
1階 交流ホール
料金
当日受付で参加料(資料代等、1人)500円をお支払ください。
主催
奈良県立図書情報館
タイプ
図書館劇場
プログラム
- 講演①「『日本書紀』事始め(2) 伊勢神宮の成立」千田 稔(当館館長)
- 映像「第62回神宮式年遷宮」より
- 朗読 宮本常一編著 旅の民俗と歴史5『伊勢参宮』より「外国人のみた伊勢参宮」 都築由美氏(フリーアナウンサー)
- 講演②「古代葛城、王宮に聳える大聖標」 辰巳和弘氏(元同志社大学文学部教授)
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