著者と読む読書会「 『恋の隠し方－兼好と「徒然草」』を読む －著者と探る『徒然草』の世界」[満席]

※募集定員に達しましたので、受付を終了しました。

奈良県立図書情報館では、「『恋の隠し方－兼好と「徒然草」』を読む－著者と探る『徒然草』の世界」」を開催します。

『徒然草』には、600年以上誰にも気づかれることのなかった秘密が隠されていました。244段ある章段からなる物語のなかには、作者・吉田兼好の愛する女性との出会いから別れまでの思い出が書き留められていたことを、鮮やかに読み解いていきます。

気鋭の国文学者が満を持して書き下ろした本書をテキストに、著者と一緒に読み進めながら、『徒然草』の秘密を読み解いて行く読書会です。

テキスト：光田和伸著『恋の隠し方―兼好と「徒然草」』（青草書房） ※各自購入等していただき、毎回ご持参ください。

講師の都合により、日時が変更される場合があります。

【講師プロフィール】

光田和伸（みつた かずのぶ）

1951年愛媛県松山市生れ。国際日本文化研究センター准教授。国文学者。京都大学大学院文学研究科博士後期課程中途退学、武庫川女子大学助教授などを経て現職。比較文化・比較文学、主に和歌、連歌、俳諧が専門。

【著書】

• 『芭蕉めざめる』（青草書房、2008年）
• 『恋の隠し方―兼好と「徒然草」』（青草書房、2008年）

【共著・監修等】

• (監修) 『芭蕉と旅する「奥の細道」－歩いたルート順に名句を味わう』（PHP文庫、2013年）
• (共著)　 川瀬敏郎 『神の木―いける・たずねる』（とんぼの本、新潮社、2010年）