ここから本文です

『乳と蜜の流るゝ郷』

『家の光』に賀川豊彦が昭和9・10年に連載した小説。主人公田中東助が産業組合にかかわることによって農村や都市のさまざまな問題を解決していく。きわめて宣伝色の強い内容ながら、巧みなストーリー展開で人気を集め、『家の光』部数拡大に大きな役割を果たしたといわれる。 。

『乳と蜜の流るゝ郷』復刻版

『乳と蜜の流るゝ郷』復刻版(表紙)

『乳と蜜の流るゝ郷』最終回。(『家の光』昭和10年12月号より)

主人公田中東助が、産業組合全国大会に出席し産業組合による保険経営の必要を訴えるシーンで幕を閉じている。

『乳と蜜の流るゝ郷』最終回。(『家の光』昭和10年12月号より)

ページの先頭に戻る