大化の改新の頃、中臣鎌足と蘇我入鹿の戦いに、久我之助と雛鳥の悲恋、鎌足の息子・淡海をめぐる橘姫とお三輪の争いをからめて描く浄瑠璃の名作。 久我之助と雛鳥は吉野川の両岸の背山、妹山に住み、両家は争っている。 淡海とお三輪の物語は、三輪山の麓が舞台。
ゆかりの場所:吉野川、三輪山など 初演:明和8年(1771) 作者:近松半二ほか
妹山樹叢 2011年2月23日撮影 吉野郡吉野町