※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

奈良にゆかりの映画「蜘蛛巣城」(ならにゆかりのえいが「くものすじょう」)

概要

シェークスピアの四大悲劇の一つ「マクベス」をベースに、黒澤監督が戦国時代に翻案した作品。
戦いで功名を遂げた鷲津武時(三船敏郎)と三木義明(千秋実)は、主君の待つ「蜘蛛巣城」へと急ぐ途中、「蜘蛛手の森」で嵐に遭い、迷ってしまう。二人はそこで奇妙な老婆と出会い、ある予言を聞かされる。
武時からその話を聞いた冷酷で強欲な妻・浅茅(山田五十鈴)は、夫に主君を殺し蜘蛛巣城の城主になれとささやくのだった。そして……。
やがて良心の呵責(かしゃく)に苦しみ、半狂乱となった武時に向かって攻めてくる「蜘蛛手の森」こそ、春日山原始林だという。

参考

ゆかりの場所またはロケ地:春日奥山
製作年または公開年:昭和32年(1957)製作・公開
製作会社/配給会社:東宝
監督:黒澤明
出演:三船敏郎、山田五十鈴、千秋実、志村喬、ほか

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