※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

鹿苑(ろくえん)

概要

奈良公園一帯に生息する鹿の保護を目的とする施設。病気になった鹿や負傷した鹿などを一時的に保護収容している。
春日大社の境内の一角にあり、財団法人奈良の鹿愛護会が運営している。
現在の施設は昭和4年(1929)に完成し、広さは1.6ヘクタールに及ぶ。観覧席を備えた角きり場では、毎年10月、観光行事として 「鹿の角きり」が行われる。
春日大社の境内を中心に生息する奈良公園の鹿は、古来、神の使いとして大切にされてきたが、明治から昭和にかけて絶滅の危機にひんした時期も ある。現在は、約1,000頭が生息し、国の天然記念物に指定されている。

参考

所在地:奈良県奈良市春日野町160

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