※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

良玄寺(りょうげんじ)

概要

郡山藩主、本多政勝(ほんだまさかつ)ゆかりの臨済宗の寺。
寛永16年(1639)、政勝が姫路藩から郡山藩に移った際に、上総国(現在の千葉県)にあった父祖の菩提寺の良玄寺を移転させた。
政勝は江戸屋敷で死去したが、郡山藩まで運ばれ、良玄寺で火葬された。政勝の死後、跡目争いが起き、貞享2年(1685)本多忠平が郡 山藩に入った。
忠平は、下野国(現在の栃木県)から菩提寺の霊幻寺を移し、良玄寺に代えた。
昭和39年(1964)、本堂の裏庭から政勝らの墓碑が発見され、寺の由来が確認されたため、現在の名前に改めた。

参考

所在地:奈良県大和郡山市茶町11
拝観時間:設定していない

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