※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

揺地蔵尊(ゆるぎじぞうそん)

概要

千光寺山門から下った分かれ道の地蔵堂にある、高さ約2メートルの地蔵立像。
頭に大きな笠石をいただき、左側面には弘安4年(1281)の銘があり、二度目の元寇(げんこう)の際、危難を避けるよう建立されたと考えられている。
その後は、祈ると病気や痛みが揺るぐ(消え去る)とされ、庶民の信仰を集めた。
傍らには十三体の仏像を刻んだ室町時代の十三仏板碑が、背後には五輪塔が立つ。

参考

所在地:奈良県生駒郡平群町鳴川

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