※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

大和文華館(やまとぶんかかん)

概要

昭和35年(1960)、近畿日本鉄道(近鉄)の創立50周年記念事業の一環として建てられた私立美術館。蛙股池を見下ろす高台に立ち、城郭を思わせるなまこ壁の外観が印象的である。
東洋古美術を中心に、絵画、書跡、彫刻、陶磁、漆工、金工、染織などの美術品約2,000件を収集保管しており、このなかには、国宝4件、重要文化財31件が含まれる。
毎年、所蔵美術品をテーマごとに展示する平常展が6~7回、特別展が1~2回開催されるほか、学芸員による日曜美術講座なども実施している。
昭和60年(1985)には、美術研究所を併設。また、辰野金吾設計の奈良ホテルのラウンジ(明治42年(1909)建築)の一部を敷地内に移築し、文華ホールとして活用している。
広い敷地は「文華苑」と呼ばれる自然園になっていて、四季折々の花々を楽しめる。

参考

所在地:奈良県奈良市学園南1-11-6
開館時間:10時00分~17時00分(入館は16時00分まで)
休館日:毎週月曜日(祝日の場合は次の平日)、展示替え期間中、年末年始など

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