※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

矢田坐久志玉比古神社(やたにいますくしたまひこじんじゃ)

概要

大和郡山市矢田町に鎮座する天孫降臨由来の古社で、祭神は、物部氏の祖神といわれる櫛玉饒速日命(くしたまにぎはやひのみこと)、御炊屋姫命(みかしきやひめのみこと)。
櫛玉饒速日命が天磐船(あめのいわふね)で降臨の際、3本の矢を放ち、その矢が落ちたところに宮居したという。
この地を「矢田」と呼び、当社を「矢落大明神」「矢落神社」とも呼ぶのは、これに由来する。また、天磐船の故事から航空の神として信仰を集め、旅の安全祈願に訪れる人も多い。
春日造の本殿(重要文化財)は室町時代の建築。楼門にはプロペラが奉納されている。
物部氏との関係から、付近を邪馬台国とする説もある。

参考

所在地:奈良県大和郡山市矢田町965
拝観時間:境内拝観自由

※コンテンツの著作権は、原則として奈良県に属します。当サイト上の文章・写真等の無断使用・転載、二次利用を禁止します。
Copyright (C) Nara Prefecture All Rights Reserved.