※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

薬師寺 花会式(やくしじ はなえしき)

概要

正式には修二会(しゅにえ)ともいわれ、3月30日から4月5日にかけて行なわれる薬師寺最大の行事。
嘉承2年(1107)、堀河天皇が皇后の病気平癒を薬師如来に祈願し、病気が回復したので、采女(うねめ)に命じて10種類の造花を作らせて修二会での薬師如来に供えたことに始まる。
花は「梅、桃、桜、椿、百合、藤、杜若(かきつばた)、山吹、牡丹、菊」で、紙を用いて作られる。
花会式に参籠(さんろう)する僧「練行衆(れんぎょうしゅう)」は、薬師悔過(やくしけか)の作法に則って堂内で行法を行い、4月5日の夜には結願法要として「鬼追い式」が行われ、幕が降りる。
期間中は、金堂前の舞台で能楽・舞楽・舞踊・献茶などの奉納行事が行われる。

参考

所在地:奈良県奈良市西ノ京町457
開催期間:3月30日~4月5日

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