※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

薬師寺 東塔(やくしじ とうとう)

概要

薬師寺で唯一、創建当時から1300年の時を経て現存している建物で、国宝に指定されている。
高さ約34メートル(相輪含む)で、日本に現存する江戸時代以前につくられた仏塔としては、東寺五重塔、興福寺五重塔、醍醐寺五重塔に次いで、4番目の高さを誇る。
各層に裳階(もこし)と言われる小さい屋根があるため六重に見えるが、三重塔である。
塔の先端部には、尊い塔が火災に遭わないようにとの願いを込めて水の煙「水煙(すいえん)」が祭られており、飛天像が透かし彫りされている。
奈良時代の高い工芸技術を現代に伝える優れた意匠である。

参考

所在地:奈良県奈良市西ノ京町457
※平成23年(2011)春(予定)~平成30年(2018)の間、解体修理のため外観の参拝もできな
くなる。

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