※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

薬師寺 玄奘三蔵院伽藍・大唐西域壁画殿(やくしじ げんじょうさんぞういんがらん・だいとうさいいきへきがでん)

概要

玄奘三蔵院伽藍は、法相宗の始祖である玄奘三蔵(げんじょうさんぞう)の頂骨を真身舎利(しんじんしゃり)として安置した、玄奘塔を中心とする伽藍である。
玄奘三蔵は、「西遊記」で有名な中国唐時代の歴史上の僧侶。17年間にわたる天竺(インド)での勉学を終え、帰国後は持ち帰った経典の翻訳に専念したとされ、その数は1,335巻にもおよぶという。
玄奘塔の須弥壇(しゅみだん)に祭られている玄奘三蔵像は、天竺からの帰国後、経典の翻訳作業中の姿をモデルにしている。
また、仏の教えや悟りの道を求めた玄奘三蔵の旅をたどる「大唐西域壁画」は、故・平山郁夫画伯が30年もの歳月をかけて完成させた大壁画で、玄奘塔北側にある大唐西域壁画殿に祭られている。

参考

所在地:奈良県奈良市西ノ京町457
拝観時間:8時30分~17時00分
※平成23年3月19日~平成24年1月5日は公開

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