※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

室生寺 五重塔(むろうじ ごじゅうのとう)

概要

平安時代初期の建立で、室生寺最古の建造物。
屋外に建つ五重塔としては、法隆寺五重塔に次いで日本で2番目に古く、国内最小でもある。
貴重な国宝であり、室生寺のシンボルでもある五重塔は、平成10年(1998)9月の台風7号によって倒れた巨木が屋根を直撃。
五層すべてのひさしが破壊されるという大きな損傷を受けた。
心柱が直撃されず、塔に傾きが生じなかったことなどから、幸い全壊は免れたが、その無残な姿に多くの人々が心を痛めた。
その後、平成12年(2000)2月から9月にかけて修復工事が行われ、檜皮(ひわだ)ぶきの屋根や丹塗りの優美な姿がよみがえった。

参考

所在地:奈良県宇陀市室生区室生78
境内拝観時間:8時00分~17時00分(季節により変動あり、入山は閉門30分前まで)

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