※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

六県神社 子出来おんだ祭(むつがたじんじゃ こできおんだまつり)

概要

六県神社で毎年2月11日の夜に行われる、五穀豊穣(ごこくほうじょう)と子孫繁栄を祈る御田植祭。藤原時代から伝わるユニークな民俗行事で、平成18年(2006)3月31日に県の無形民俗文化財に指定されている。
妊婦役を演じるのは、腹に太鼓を入れた厄年の男性。この妊婦が田植えをしている夫(神主)のもとへ弁当を届けに行くと、あぜ道で産気付いて子どもが生まれ、夫は妻の腹から放り出された太鼓をたたいて大喜びすることから、「子出来おんだ祭」と呼ばれる。
妊婦と夫(神主)のユーモラスなせりふの掛け合いや所作などを通して、夫婦愛、農耕勤勉が表現されている。

参考

所在地:奈良県磯城郡川西町保田30
開催日時:毎年2月11日 18時00分~

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