別名「金鳥塚」とも呼ばれ、元日に金の鳥が鳴くという言い伝えがある。 一辺約40メートルの方墳と推定される。 埋葬施設は横穴式石室で、玄室内には、凝灰岩の巨石をくり抜いた家形石棺が安置されている。 かつて盗掘を受けたが、発掘調査の結果、鉄鏃(てつぞく)・刀子(とうす)・須恵器などが出土し、6世紀後半ごろの築造と考えられている。
所在地:奈良県高市郡明日香村阪田・祝戸
都塚古墳 2011年1月21日撮影 高市郡明日香村