高さは約50メートルあり、2段になって水が勢いよく流れ落ちる。
冬期の氷瀑(ひょうばく)は文殊菩薩を表すとも言われ、知恵を授ける滝と伝えられている。
「御船」の由来は、滝のある谷の名前である船ヤ谷から命名された、あるいは、美しい船ヤ谷の滝から御(美)船の滝と呼ばれたなどが考えられる。
川上村には、ほかにも、蜻蛉の滝、琵琶の滝、大天井滝、岩戸の滝、明神滝、鍾乳洞内を流れる不動窟鍾乳洞(不動滝)などたくさんの滝があるが、御船の滝は、その優しげな姿が人気を集めているという。
所在地:奈良県吉野郡川上村