奈良県東端部に位置する村。
村名は、天照大神(あまてらすおおみかみ)のご鎮座される地を探して旅をした倭姫命(やまとひめのみこと)が、この地を候補地として自らの杖(つえ)を残した伝説に由来している。
村内には大和と伊勢を結ぶ伊勢本街道が通り、歴史散策のスポットでもある。
村の南東部に位置する三峰山(1,235メートル)の登山道沿いには不動の滝が、登山途中の山小屋付近には推定300年のブナの大木がある。
初夏の白ツツジや秋の紅葉もさることながら、冬は空気中の水分が凍ってできる霧氷がキラキラと輝き、幻想的な美しさで訪れる者を楽しませてくれる。
所在地:奈良県宇陀郡御杖村