※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

丸山古墳(まるやまこふん)

概要

古墳時代後期(6世紀後半ごろ)の前方後円墳で墳丘全長約310メートル。
県内最大で全国でも6番目の規模。周壕(しゅうごう)を含めると全長は約400メートルを超える。
墳丘と周壕の一部は国史跡。また、後円部の中心部分は宮内庁によって畝傍陵墓参考地に指定されている。
後円部に横穴式石室がある。全長28.4メートルで明日香村の石舞台古墳より9メートル長く、全国でも最大規模。
入り口から奥の玄室までの羨道が長いのも特徴。玄室には二つの刳抜式(くりぬきしき)家形石棺があり、石材は兵庫県の加古川付近の竜山石を使っている。
被葬者は、欽明天皇(6世紀中葉)や蘇我稲目(生年不明~570)が有力視されている。

参考

所在地:奈良県橿原市五条野町、大軽町、見瀬町

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