※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

法華寺 ひな会式(ほっけじ ひなえしき)

概要

毎年4月1日から1週間、本尊十一面観世音菩薩像の前に可憐(かれん)な善財童子像55体を祀り、尼僧たちが毎日供物を献じ、散華・読経をする行事。 永観2年(984)の仏教書「三宝絵詩」にも、ひな会式のことが記されている。
善財童子とは、文殊菩薩から南へ行ってあらゆる師を歴訪するように教えられ、55人のいろいろな人を訪ねた求道者であり、最後に普賢菩薩に会って十大願(じゅうだいがん)を聞いて悟りを開いたという。
童子像はその求道の姿をそれぞれに表している。 平素は厨子(ずし)に収められており、会式の間だけ開帳される。

参考

所在地:奈良県奈良市法華寺町882
開催日時:4月1~7日 9時00分~17時00分

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