※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

宝来山古墳(垂仁天皇陵)(ほうらいやまこふん/すいにんてんのうりょう)

概要

全長227メートルの前方後円墳で、佐紀盾列(さきたたなみ)古墳群に含める考え方もある。
後円部は直径123メートル、高さ17.3メートル、前方部は幅118メートル、高さ15.6メートル。墳丘は3段築成で、周囲に水をたたえた周濠(しゅうごう)が巡っている。
嘉永年間(1848~54年)に盗掘に遭っており、その際の記録では、埋葬施設は竪穴式石室に長持形石棺と推定されている。
築造は4世紀末~5世紀初頭と推定され、周囲に6基の陪塚があるとされるが、古墳でないものも含まれている。
宮内庁は垂仁天皇の菅原伏見東陵(すがわらのふしみのひがしのみささぎ)に治定している。

参考

所在地:奈良県奈良市尼辻西町

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