※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

芳徳寺(ほうとくじ)

概要

芳徳禅寺ともいう。剣豪で知られる柳生家の菩提寺で、臨済宗大徳寺派の寺院。山号は神護山(じんごさん)。
寛永15年(1638)、柳生宗矩(むねのり)が亡父・宗厳(むねよし、石舟斎)の菩提を弔うために、親交のあった沢庵和尚の開山として、元の柳生城の跡に建立した。
本堂には、本尊の釈迦如来坐像を中心に、柳生宗矩像、沢庵和尚像が安置されている。寺の裏に柳生藩主・柳生氏一族代々の墓所があり、80基余りの墓石が並ぶ。本堂と柳生家墓所は、平成4年(1992)に奈良市文化財に指定された。
境内の資料館では、寺宝や柳生氏に関する多数の資料が展示されている。また、寺は柳生の里を見下ろせる小高い丘の上にあり、門前の坂の途中には柳生正木坂剣禅道場がある。

参考

所在地:奈良県奈良市柳生下町445
拝観時間:9時00分~17時00分

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