※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

宝山寺(ほうざんじ)

概要

生駒山の中腹にある真言律宗大本山の寺院で、山号は生駒山(いこまさん)。本尊は不動明王である。
岩壁に露出する奇岩が般若窟と言われ、山岳信仰の対象となり、斉明天皇元年(655)に役行者(えんのぎょうじゃ)が修験道場として大聖無動寺(だいしょうむどうじ)を開いた。空海もこの地で修行したと伝わる。
延宝6年(1678)に湛海(たんかい)が再興し、聖天(大聖歓喜天)を聖天堂に祭り、のちに宝山寺と改めた。以来、商売繁盛の神様として信仰を集め、大いに栄えた。
また、日本三大聖天の一つとして知られ、「生駒聖天(いこましょうてん)」「生駒の聖天さん」とも呼ばれ親しまれている。
湛海作とされる厨子入木造五大明王像、明治17年(1884)建立の洋風建築「獅子閣」などが重要文化財に指定されている。

参考

所在地:奈良県生駒市門前町1-1
拝観時間:境内拝観自由
各お堂内の拝観時間は、
4月1日~9月30日 8時00分~16時30分
10月1日~3月31日 8時00分~16時00分

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