※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

法起寺(ほうきじ)

概要

聖徳宗の寺院で山号は「岡本山」。地名から岡本寺や池後寺(いけじりでら)とも呼ばれている。
推古30年(622)、聖徳太子が死の床で、子の山背大兄王(やましろのおおえのおう)に太子の宮であった岡本宮を寺にすることを遺命したことに始まる。
その後、舒明10年(638)に福亮僧正が金堂を、天武14年(685)には恵施僧正が宝塔を発願、慶雲3年(706)に三重塔が完成した。
高さは23.9メートルあり、現存する三重塔では最古で国宝に指定されている。
昭和47年(1972)~50年(1975)に解体修理された。平成5年(1993)に「法隆寺地域の仏教建造物」の一部として世界遺産に登録されている。

参考

所在地:奈良県生駒郡斑鳩町岡本1873
拝観時間:8時30分~17時00分(11月4日~2月21日は16時30分まで)

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