全長約125メートルの前方後円墳で、古墳の北側半分にのみ周濠(しゅうごう)が残っている。 埋葬施設は南に開口する横穴式石室とみられるが、採土によって石室の石材は失われている。 かつて石室内に石棺が存在し、内部から金銅製の鈴、鏃(やじり)、鎧(よろい)、大刀、土器、人骨などが出土したという言い伝えがある。 築造時期は、6世紀後半とされる。
所在地:奈良県天理市別所町
別所大塚古墳 2011年1月26日撮影 天理市