※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

平隆寺 (へいりゅうじ)

概要

飛鳥時代に聖徳太子建立の46寺院の一つとも、地元の豪族・平群氏の氏寺であったとも伝えられる。施鹿薗寺(せろくおんじ)、平群寺とも呼ばれた。
現在の平隆寺は、江戸時代の初めに旧平隆寺の跡地に建てられた融通念仏宗の寺院である。
調査により、創建当時の塔心礎や建物の跡、飛鳥時代から中世までの瓦が発掘された。この瓦は、北西約400メートルにある辻ノ垣内瓦窯跡で生産されたと考えられている。
寺域は平隆寺跡として県指定史跡になっている。

参考

所在地:奈良県生駒郡三郷町勢野東2-11-60
拝観時間:10時00分~15時00分

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