JR和歌山線「大和二見」駅から、南東へ徒歩10分ほどの所にある民家の庭にそびえ立つムクノキの巨木。市道にかけて大きく枝葉を茂らせており、重厚な土塀越しにその姿を見ることができる。
奈良県内でも有数の古木として知られ、昭和32年(1957)5月8日、国の天然記念物に指定された。
樹齢1000年ともいわれ、樹高15メートル、目通り周8.5メートル。
かつては高さ30メートルを誇っていたが、昭和34年(1959)の伊勢湾台風で主幹が折れてしまったという。
所在地:奈良県五條市二見4丁目