※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

藤原武智麻呂墓(ふじわらのむちまろのはか)

概要

藤原武智麻呂は藤原不比等の子で奈良時代前期の官僚。藤原南家(なんけ)の祖で、同地の南にある榮山寺を創建したと伝えられる。
没後、平城京北方の佐保山で火葬されたが、子の仲麻呂が榮山寺裏山の当地に改葬したものとされる。
「延喜式」諸陵寮(927年) の「後阿陁墓」に当たる。
東西5.8メートル、南北6.4メートルの方形の石積み基壇に元禄6年(1693)建立の墓碑が立っている。国史跡。

参考

所在地:奈良県五條市小島町

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